天然植物染料 ゲニパアメリカーナとは

自社製品の品質へのこだわり
ジャグアは、ゲニパアメリカーナ、ウィト(Huito)と呼ばれ、
主に、南アメリカの熱帯雨林、アマゾン流域に自生している
天然植物染料の果実です。
ジャグアフルーツ(ゲニパアメリカーナ)の成分や果物本来の性質は、
実に様々な環境や状態によって左右されます。
まず、私たちの研究では、
・木から摘み取った時期
・果実の大きさ
・降雨量の多寡
によって、果実の染色力に差が出ることが証明されています。
抽出液に含まれている有効成分はゲニピン(ジェニピン)と呼ばれる、
タンパク質・アミノ酸と反応する低分子の成分です。
抽出液は糖と結合しており、それらは一緒にゲニポシドと呼ばれています。
酵素(いわゆるグリコシダーゼ)がゲニポシドの糖部分を取り除き、
遊離したゲニピンが放出され、皮膚のタンパク質・アミノ酸と反応することができます。

このように抽出液は、果実の発酵の過程で色が変わっていくため、
抽出後、すぐに凍結させ、発酵過程を経ないようにしています。
そして、自然のままの配合で、ジャグアインク(ゲル)になるまでは
完全管理の元、しっかりと冷凍保存しています。
ココがポイント
何かを加えて希釈していません。
ジャグアジャパンのインクには、発酵過程を経た後の抽出液を保存するために
クエン酸を加えています。
また、ソルビン酸カリウムを加えることで、バクテリアやカビの繁殖を抑えます。
そしてゲル状にするためにキシタンガムを添加しています。
また、オーガニック・ラベンダーエッセンシャルオイルを加えて毛穴を開き、
より深く浸透させます。
ジャグア抽出液をゲル状にすることで、肌に密着して乾燥を防ぎます。
これにより、ジェルがより深く浸透し、
ゲニピンがより多くのアミノ酸と長く混ざり合うことで、
より深く、より濃いシミを作ります。
発色反応の濃淡のほとんどは、
私たちの皮膚のアミノ酸の量に依存します。
それによって、ジャグアタトゥーが発色が他の人よりも長く続く理由であり、
より暗い染みを持っている理由です。
染料の完全な効果を得るためには、これらのすべてが一直線に並ぶ必要があります。
ジャグアタトゥーは、天然植物染料を使用して肌を一時的に染めるボディーアートです。
天然成分のため、品質は非常にデリケートです。
最良のジャグアフルーツを使用し、最も良い状態で冷凍保存しています。
ジャグアジャパン は、過不足のない製品作りをします。

ジャグアフルーツは、約2000年前から伝わる
南アメリカの部族の伝統身体装飾文化に用いられてきました。
それを現代風により使いやすくアレンジし、
ファッション感覚で手軽に楽しめるボディーアート用品にいたしました。
ジャグアジャパンの製品は、日本国内の薬機法を遵守し、
抽出液に染色添加物や、過分な保存添加物は使用せず、
身体に使用することを目的として化粧品製造しています。
(雑貨扱いではありません)
パナマのダリエン地区の小さな村のジャグアフルーツを使用して、
大切に、大切に製品化しています。
