FAQ

ジャグアタトゥーサロンに、セクハラまがいの問合せが来たら

ジャグアタトゥーセクハラメール

この記事で解決できる悩み

  • 陰部などデリケートゾーンへの施術の問合せが来た時の対応
  • 匿名(もしくは偽名かと思われる)問合せ主に対する対応
  • 施術オファーを受けるかどうか
  • 万が一施術中に危険な目に遭った場合

例えば、こんな問合せ内容です・・・・・

【陰部にジャグアタトゥー施術できますか?】

※こちらは、実際にきたメールを元に、
一部変更しています。

 

予約フォームや、問合せメールでこのようなDMを受け取ったら、
一瞬びっくりしてしまいますよね。

ジャグアタトゥー施術者、サロン運営されている方は女性が多いので、
このように男性と思われる方から問合せがくると
正気なのか?と怪訝な気持ちになるのも無理はありません。

あぁ・・・
SNSのDMから受け取ったことあります。

こなれさん
中の人

みなさんにお聞きしたら、
年に1回くらいの頻度でくる・・・
というお声でした。

中の人

ここまで露骨だと、いたずらだとわかりやすいのですが、
どう対応すればいいか、
相手が見えないので、ちょっと怖い思いをしますよね。

男性アーティスト数名に聞いても、「そんな問合せ受けた事ないし、
言われてもやりたくない」と言ってました。

こなれさん

対応方法

返事をしない、無視する

このような露骨な問合せが来た場合は、「相手にしない」という方法が一番です。

  1. 無視
  2. SNSならアカウントをブロック、通報
  3. メールなら「迷惑メール」へ

一応返事をする、キッパリ断る

「ご要望にお応えできません」

と、できるだけ簡潔に断りの返事をする。



「女性だけのプライベートサロンなので無理」
「そのような部位はお請け出来かねます」

などと、わざわざお断りの理由を述べず、
いたずらと分かりきっている内容なら、丁寧に返信する必要はありません。

しつこい迷惑メールの対応方法を弁護士さんにお聞きしました。

こう言った問合せを無視しても、返信しても、
相手の素性や意図がわからないので、
恐怖感や不安に苛まれます。


何度も同じような問合せが来たり、
しつこくやりとりをしてくるようなら、
なにか対処する方法はあるのでしょうか。

相手を特定する

SNSやメールでは、相手を特定することが大変難しい場合がほとんどですが、
仮に相手がわかった場合は、以下の法律で対応することができます。

・偽計業務妨害罪(刑法233条)
・傷害罪(刑法204条)
・不法行為(民法709条)

頻繁に迷惑メールを送る行為は、その内容や回数等にもよりますが、偽計業務妨害罪(刑法233条)にあたる可能性があります。
その他、認められる場面は限られますが、相手への嫌がらせで、鬱病等に罹患させる目的で多数回にわたってメール等を送る行為は、傷害罪(刑法204条)に問われる可能性があります。
民事上も、不法行為(民法709条)に該当し、損害賠償請求ができる可能性があります。

刑法
(信用毀損及び業務妨害)
第233条
虚偽の風説を流布し、又は偽計を用いて、人の信用を毀損し、又はその業務を妨害した者は、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。

(傷害)
第204条
人の身体を傷害した者は、15年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。

メールの内容や回数が重要なポイント

警察に相談したり、被害届を出したりできるんですか?

コレカラちゃん

警察が対応してくれるかという点については、相談には乗ってくれると思います。
捜査までしてくれるかは、メールの内容や回数頻度によってなんとも言えないところです。

相手方に見えるように
「警察へ相談した」「被害届を提出した」という事実を公表するだけでも
やめてもらえることもあり得ますので、
怯まず、対処しましょう。

それでも相手方からの迷惑行為が止まらない、
心身ともに弊害が起きていると言った場合、告訴という手続きをとることで、
捜査に着手してもらう可能性を高めることができます。

またその場合、弁護士に依頼をしたほうが法律的な整理ができるので、
捜査に着手する可能性は高くなると思います。

おすすめ予防対策

迷惑な問合せを防ぐために、予め予防線を張っておくことも有効です。

・予約問合せフォームで、氏名、電話番号、住所等の入力を必須にしておく
・施術可能部位を明記しておく
・男性への施術はできない事にする。

LINEやSNS等、匿名で予約・問合せは受け付けない

ホームページ等の問い合わせフォームで、
氏名、携帯番号、住所などの入力を必須にする。

Googleフォーム を利用すれば、入力必須に簡単に設定できますよ。

施術可能部位を明記する

施術料金を掲載しているページや、問合せフォーム上に、
施術可能部位を明記し、
それ以外の部位への施術は断りの一文をいれておく。

女性のみ、もしくはカップルならOKにする

屋外でのイベント等を除き、サロンや個別での施術は
女性限定、もしくはカップルでのご来店のみ受け付ける、
というサロンも珍しくありません。

予約時の免責事項に以下の文を付け加える

ここまで露骨なセクハラで予約してくる人を受付するサロンもないでしょうが、
ジャグアタトゥー施術中に豹変する場合もございます。

施術前の承諾書に、以下の文を付け加えておくのも
良いかもしれません。

施術者への性的嫌がらせ等、迷惑行為があった場合は、
施術途中でも終了し、お帰りいただく場合がございます。

男性への施術可能なサロンさんの対応方法

一般社団法人ジャグアジャパン協会に所属する
ジャグアタトゥーサロンでは、以下のような対応をしています。

ぜひ参考にしてください。


【名古屋】ジャグアタトゥーサロン tamayura


男性のお客様の施術は下着を着用してお肌が露出する部分のみとさせていただいております。

食い下がってくる場合は、
理由として粘膜付近のためお肌への負担やトラブルの原因になる
とお伝えすると、なお良いと思います。

中の人

「JAGUA JAPANのインクの説明で、目や口周り、デリケートな部位への使用はできません」
としているので、
それを理由にしてお断りするのもいいですね。

【大阪】ジャグアタトゥーサロン 鱗組

本当に時々ですが、困った事をお願いしてくる男性客もおられます。
その都度丁寧に対応し、
あまりにも無理言うようなら、毅然とした態度で、

『できません。』

と、お断りしてます。

中の人

サービス業を「奉仕」と、未だに勘違いしている方が稀にいますもんね。
できる限り喜んでいただきたい気持ちで施術していても、
無理なものは無理とはっきり伝えて、流されないようにすることが大事ですね。

まとめ

私が見聞した事案だけでも、いろんなタイプの迷惑行為があります。

個人を狙ってやっている場合や、
不特定のボディーアートサロン、
もしくはリラクゼーションサロンや脱毛サロンなど、
「客」という立場を利用して、
こういった迷惑行為をしてくる人がいる一方、


「芸術性の高い身体装飾で、ヌードを撮影したい」

という、アーティスト冥利に尽きる、
素敵な依頼を請けることもあります。



どんな場面でも、
施術アーティストとして、自分の判断には責任が伴う事を
いつも覚えていて欲しいです。


また、このような経験を、
同業者同士で情報共有しておくことも大切ですよね。


おひとりで悩まず、
困った事があれば気軽に相談できる先に、
私たちジャグアジャパン協会がなれれば幸いです。

JAGUA JAPAN

ジャグアジャパン協会HP

協会概要、入会ご案内はこちら







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