ゲニパアメリカーナ抽出液を作る作業場の様子
2015年と2019年に、ジャグアインクのサプライヤーを訪ね、
原材料の収穫〜加工までの作業所を視察しました。
現地へ出向き、自分の目で見て、
人に出会い、信頼関係を築き、
安心、安全な製品作りを目指します。
【ジャグアタトゥー】がインターネット上のSNSなどに現れた時、
新しいアーティストは、
まるでタトゥーのように見える新種のインクに即座に興味を持ち、
キャリアのあるヘナ・アーティストは、
この濃紺の色が、違法で非常に危険な化学製品の
《ブラックヘナ》に似過ぎていたため、慎重になりました。
私達は、メヘンディ(ヘナアート)の原理原則を無視した
偽物のヘナ製品(ブラックヘナ)が危険である事を
一般に受け入れてもらうことに苦労していたので、
ジャグアインク製品に関しても、とても懐疑的でした。

初めて天然の植物で濃紺に染まる染料を知った時は、
驚きよりも、
「怪しい・・・、なにかケミカルな薬品が入っているんじゃないかな・・・」 と思っていました。
初期の頃は、ジャグアに関する情報も乏しく、「ジャグアは危険」「ジャグアは違法」というワードがいくつも飛び交っていましたね。


私はその当時、すぐに供給元を調べました。どう危険なのか、何が違法なのか、根拠もなく無責任な発信はできないと思っていたからです。

安全な製法で、薬機法に抵触せず、安心して国内で使用できる製品があれば、自分でも堂々と使用できますし、色々と勉強しました。
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8年くらい前、
『自分が安心して使えるインクなら使いたい』
と思い、
なんとなく流れでジャグアビジネスに参入。
ジャグア製品を作る側になり、
自社製品の安全性、透明性を伝え、
今では、キャリアのあるアーティストさんにも、選んで貰えるようになりました。
大きな宣伝力はないですが、
ユーザー様からの信頼を、大切に預かっています。