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2000年前 古代アンデス土製印章とジャグア 中南米美術館イベントを東京新橋で開催

国内随一の中南米の美術品を所蔵するBIZEN中南米美術館のイベントが、2月19日(日)、20日(月)に東京新橋にある、とっとり・おかやま館で開催されました。

このイベントは、ヤシュ・ナーブ村人限定のクローズドなイベントにもかかわらず、
マヤ・アステカ文明など、考古学ファンの方等、2日間で100名もの参加者が来場されました。

2000年前の本物の美術品 笛吹きボトル 水に浸けて当時を再現

古代アンデスにおいて、笛吹きボトルは音楽演奏に用いられる楽器であり、同時に酒器としても使われました。ボトルの上部には、動物や人物などの彫刻が施され、楽器としての美しさと、酒器としての実用性を兼ね備えています。

イベントでは実際に水に浸し、空気が押し出される要領で、鳥のさえずりのような音色を聴くことができました。

2000年前の身体装飾をジャグアで再現

イベントだけの特別企画として、2000年前に実際にボディーアート用として使用されていたとする本物の土製印章を使用し、また当時の再現としてジャグアタトゥー体験を提供しました。

このイベントでは、通常販売しているインクではなく、スタンプ用インクとして、パウダー、抽出液、砂糖、エッセンシャルオイルを使用して特別に作りました。

絶対に落としたりしてはいけない出土品・・・

「水と豊穣のシンボル」

想像以上の大反響! 2日間で60名以上の参加者がジャグア体験

会場にいらした参加者の方のほとんどがジャグアタトゥーを初めて知った方ばかりで、ジャグアフルーツについて、原産地について紹介させていただきました。

始まる前までは「ジャグア印章スタンプの体験を希望される人は少ないだろう」と想像していたのですが、貴重な体験ということもあり、多くの方が体験されました。

腕よりも、手の甲の方がよく染まりますよ!というと、隠しづらい位置にもかかわらず、「こんな体験できるのは、ここの美術館だけ!」と希少性と知的好奇心で、みなさん目が輝いていました。

まとめ

ジャグアタトゥーは歴史的にも学術的にもラテンアメリカ、アマゾン流域で栄えた文明に大きく関与している身体装飾文化であることを改めて学ぶ素晴らしい機会でした。

本来、美術館のガラスケースに丁重に保管されている出土品に、ジャグアジャパンのインクをつけて、古来のボディーアートを再現できるとは、本当に人生っておもしろいなぁと感じました。

今後もBIZEN中南米美術館(岡山県日生)とコラボしたイベントへの参加や、楽しい企画を考えています。

こちらの美術館では、ドネーションを広く募集しています。(もう直ぐ2000人!)
3000円からのドネーションで、お名前をマヤ文字にしてくれるサービスがあります。ひとつひとつ館長である森下氏が書かれています。プレゼントとしてもとても喜ばれそうですよね!

ご興味ございましたら、私からもよろしくお願いいたします!

BIZEN中南米美術館

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